いつか、翔ぶ

文房具、特に万年筆好きによるブログです。iphoneアプリやミステリー小説のご紹介もします。

三日坊主の私が日記を習慣付けることに成功したワケ

【重要】

当ブログは名称を変えて移設しました!

イロトリドリ http://iro-toridori.net/
然るべきタイミングで記事を新ブログに移設し、当ブログを閉鎖いたします。

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Finishing up the diaryFinishing up the diary / ishane


毎年目標を掲げ、しかし毎年挫折していたことがあります。

それは「日記をつける」ということ。

数年にわたり失敗を続けた結果、ある傾向が見えてきました。
そして、それをクリアする方法を見つけた結果、2012年についにこの目標を達成することができたのです。

面倒くさがりな私が日記を続けられた理由。
これを踏まえて、私がどのように日記をつけているかをご紹介したいと思います。


ほぼ日手帳』からの脱却

「日記をつける」ことを目標に掲げて以来、ミーハーな私は『ほぼ日手帳』で日記をつけようと努力をしてきました。
が、面倒くさがりな私にはハードルは高かった。

ほぼ日は1日1ページスタイルの手帳です。
そのため、1日でも日記を書き忘れてしまうと、空白のページができてしまいます。
これが私には耐えられませんでした。

ほぼ日はその自由さがウリな手帳です。
「自由に使えばいいんだから、1日空いたっていいじゃない」と思うかもしれませんが、私の性格上それは無理w
空白が気になっちゃうんです。
The A型男子。


「毎日書く」という強迫観念からの脱却

課題が見えてきました。
そう、私は空白ができてしまうと続けられないのです。

日記を書かない日が出来る

空白ページは作りたくない

後日書こうと思う

そうしているうちに空白ページが溜まっていく

こういうことです。

裏を返せば、「毎日書く」というルールを取っ払ってしまい、「書けない日もあっていいじゃん」と考えられれば、ちゃんと日記は書けるのではないかと考えました。

日記帳ではなくノートを使う

「毎日書く」ルールからの脱却方法として、記録媒体を日記帳からノートに変更しました。

こんな感じで、日記を書いた日付のみが積み重なっていく感じ。
これなら空白ページができないので、「書かなきゃ!」という強迫観念から抜け出すことができます。

ほぼ日手帳』や『トラベラーズノート』で検索するとめちゃくちゃ素敵に写真貼ったりカスタマイズしている人がたくさんいて「うらやましいなぁ」と思います。
が、私にはそれを真似るセンスも気力もないw

日々そんなにスクラップしたり写真印刷したりすることもないし、私は元来文章を書くのが好きなので、基本的にはノートにつらつら日記を書くスタイルで行こうと考えました。
もちろん、時には写真やWEB画像や出先でもらったチケットなどを貼ったりもします。
写真はフォトシール印刷とかも考えましたが、そうすると結構手間。
私は普通にコピー用紙にカラー印刷して、切り貼りしてます。
実はこっちのほうがよっぽどらく。
あまり型に捉われず、より手間のないようにしたほうが日記のハードルは下がります。


リアルタイムでなくてもいいじゃない

前述のとおり、「書けない日もあっていいじゃん」と考えるようになったものの、それが蓄積していってしまうとやはりモチベーションが下がってきてしまいます。

とはいえ、どうしても当日にペンを取れない日もある。

さてどうするか。

デジタルで無意識のうちに残しているライフログを使えばいいのです。


Twitter
Facebook
Instagram
Foursquare

私が主に利用しているサービスは上記4つ。
どれも定番ですね。

そのとき何をしていたか、何を考えていたかは、こういったSNSのログを追うと結構わかります。
そしてそれをトリガーに、そのときの記憶が芋蔓式によみがえってきたりします。

各種SNSのログ確認にはMomentoというアプリが最適です。


Momento (Diary/Journal) 2.3.9(¥250)App
カテゴリ: ライフスタイル, ソーシャルネットワーキング
販売元: d3i Ltd - d3i Ltd(サイズ: 11.9 MB)
全てのバージョンの評価: (514件の評価)

Momentoは上記4つのSNSのほか、FlickrRSS Feedなどのログをカレンダー形式、時系列でまとめて表示してくれる素敵アプリです。

日記を書けなかった日でも、このMomentoを見れば、その日何をしていたかが大体わかります。
ので、それをベースに日記を書けばいいのです。


『書く』という行為そのものを楽しむ

これはもう前提条件であり、必須条件です。
楽しめないなら日記なんて書かないほうが良い。
書くことが苦痛なのであれば、上で紹介したMomentoでログを見るだけで十分だと思います。

それでもアナログで日記を書く意味。
それは楽しむためです。

日々を振り返りペンを握ることの楽しさ。
あるいは筆記そのものの楽しさ。
またあるいは、いつかその日記を読み返すときの楽しさ。
そういったものを感じることがとても大事だと思うのです。


文房具好きな私は日記用のノートと筆記具にもこだわっています。

筆記具は万年筆です。
万年筆については別記事に魅力を書いてみました。
http://cocco00.hateblo.jp/entry/20130121/1358767660



ノートですが、これは散々悩み続けました。

もともとはモレスキンを使っていたのですが、万年筆との相性最悪と言わざるを得ません。
個体差があって裏抜けしないのもあるのですが、博打みたいに高いノートを買うわけにもいきません。

他にもいろいろと試しましたが現在はLIFEの文庫サイズノートに落ち着きました。


本当はモレスキンのように表紙が固いノートのほうがいいなと思っていたのですが、万年筆との相性やコスパ等を慮り、LIFEノートが最善と判断した結果です。


まとめ

いかがでしょう。
『日記』という言葉からイメージするハードルが少し低くなった気がしませんか?
デジタルでの記録も良いと思いますが、アナログならではの魅力もあります。
みなさんも是非試してみてください。