【手帳術】第2回 記号を使って視覚的に
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然るべきタイミングで記事を新ブログに移設し、当ブログを閉鎖いたします。
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不定期にアップする手帳術シリーズの第2弾です。
第1回ではバーチカルレフトを使ってますよー、という話をさせていただきました。
今回は手帳をつける上での基本ルール『色分け』について書きたいと思います。
文字が多い記事ですが、最後までお付き合いくださいw
『色ルール』を定め、色に意味を持たせる
前回の記事で、「手帳を見れば大事なことは全て書かれている状態を目指す」と記載しました。
そうすると手帳は様々な情報で埋まることになります。
様々な情報を見やすく管理するために色分けは有効な手段です。
参考にしたのは『三色ボールペン情報活用術』。
齋藤孝先生の著書ですね。
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簡単に言うと、
赤:(客観)最重要
青:(客観)大事
緑:(主観)面白い、興味深い
というように色を使い分けるというものです。
これを少しアレンジして使うことにしました。
基本の色分けルールは以下。
黒:ベースカラー。仕事の予定、メモなど
赤:最重要
青:大事
緑:プライベートな予定、プライベートなタスクなど
橙:仕事のタスク
ポイントはそれぞれの色に意味を持たせることにあります。
「この色はこういう意味の色」という『色ルール』を定めることによって、手帳は圧倒的に見やすくなります。
私の例でいうと、ぱっと手帳を開いて緑色の文字を追えばそれはプライベートな事象であり、橙色の文字を追えばそれは仕事のタスクなのです。
色ルールは手帳だけでなく、仕事などで使うノートや、会議で配布された資料への書き込みなどにも流用します。
色ルールが自分のなかに定着してくると、あらゆる書き込みの意味を色で判断できるようになるわけです。
特にオススメしたいのは「タスク」に色ルールを設定すること。
私の場合は、橙色で書いた文字はすべてタスクです。
手帳を見ても、ノートを見ても、会議資料の書き込みを見ても、橙色はすべてタスク。
それらを見返したときに「何をしなければいけないのか」が一目瞭然です。
タスクカラーは完了したら黒で取り消す
橙色で書き出したタスク。
タスクの完了確認をチェックボックスで行う人は多いと思います。
私もそうしています。
が、色ルールを適用した場合はチェックボックスにチェックを入れるだけでなく、そのタスクを黒の取り消し線で消すようにしたほうがベターです。
前述のとおり、色ルールが定着してくると「この色はこういう意味」というのを頭が瞬時に判断してくれるようになります。
ですので、たとえ完了してチェックが入ったタスクでも橙色で書かれていると「タスク!」と脳が一瞬誤解をしてしまう可能性があります。
ですので、完了タスクは黒(ベースカラー)で取り消し線を入れます。
取り消し線を入れることで、橙色が影を潜めてくれます。
また、これにより残タスクを把握しやすくなる効果も期待できます。
その色がない場面でも慌てない
手帳術本などを見ていると「色分けするとその色のペンを忘れてしまったときや、インクが切れたときに対応できないため、黒一色で書くほうが良い。重要なところはアンダーラインなどで目立たせれば良い」という人もいるようです。
これは一理ありますが、私はこれまで書いてきたような理由から色分けをしたほうがより見やすいと考えています。
万が一インク切れなどで色が使えない場合は、あとでそのノートなりを見返し、必要な部分にその色でアンダーラインを引くなどして対応すれば良いと思います。
色ルールが定着していれば、アンダーラインの色でそれがどういう意味で引かれたラインなのか瞬時に理解できます。
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ごちゃごちゃと情報があっても、"タスク"を瞬時に見極められます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
なんとなくで色分けして手帳なりノートなりを書いている人は意外と多いと思いますが、しっかりと自分ルールを定めてあげるだけで、使いやすさ見やすさは格段に向上します。
また、色ルールに則って書かれたノートは、「手帳を見れば大事なことは全て書かれている状態」を達成するに当たって非常に有効になってきます。
皆さんも自分の色ルールを見直して、情報整理に役立ててください。
次回は、色ルールと併せて使いたい「記号ルール」について書こうと思っています。