万年筆ユーザー永遠の課題|万年筆の裏抜け検証をしてみた
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ノート・紙質による裏抜け検証
万年筆の永遠の課題。
万年筆ユーザーなら誰もが気になる、そう、裏抜け。
今日はメジャーな3つのノートを使って、裏抜け検証をします。
使用するのはこの3つのノート!
- ミドリ MDノート
- 出版社/メーカー: デザインフィル
- メディア: オフィス用品
- 購入: 3人 クリック: 4回
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- LIFE ノーブルノート
- 出版社/メーカー: ライフ
- メディア: オフィス用品
- クリック: 2回
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Moleskine Plain Notebook Large
- 作者: Moleskine
- 出版社/メーカー: Moleskine
- 発売日: 2008/01/01
- メディア: ハードカバー
- 購入: 14人 クリック: 245回
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検証に使った万年筆はこれ。
プラチナ万年筆#3776 シャルトルブルーです。
手持ちの万年筆では一番太いMのニブ。
なお、インクはBUNGBOXさんのオリジナルインク、瑠璃(海色)です。
では、早速見ていきましょう。
(撮影環境の影響で、写真が暗めです。明るく加工することも考えましたが、本来の色味が損なわれてしまうことを考え、あえて暗いまま掲載しました)
ミドリ MDノート
裏抜けはしていませんが、若干裏写りがあります。
でも、気にならないレベルですね。
滲みやヒゲ(紙の繊維にインクがヒゲ状に広がる現象)もほとんど見られません。
LIFE ノーブルノート
ノーブルノートについては裏抜け、裏写りともにまったくなし。
ただし、他の2つのノートと比較すると紙は厚めです。
また、クリーム色の紙が使われてるのも特徴ですね。
滲みやヒゲも見られません。
モレスキン
比較的裏抜けしにくいロッドのモレスキンでしたので、抜けはありませんでした。
ただ、裏写りは今回の3つのノートのなかでは一番気になりました。
また、若干ではありますがヒゲも見られます。
ちなみに、モレスキンの裏抜けしやすいロッドも持っているので、そちらでも試してみました。
写真だとわかりにくいですが、抜けてます。
経験上、これでもまだましなほう。
抜けるときは本当に完全に抜けます。
まとめ
万年筆との相性という意味では、やはりモレスキンは悪いとしか言えません。
個体差が激しく、ロッドによっては抜けづらいものもありますが、高価なノートをギャンブル的に買うのはおすすめできません。
ただし、万年筆を使わないのであれば、モレスキンの重厚感は魅力的です。
ボールペンでの筆記感は良いですし、ハードな表紙の肌触りもとても良いです。
万年筆ユーザーにはMDノートとノーブルノートはおすすめです。
私は現在ノーブルノートを使っています。
今回の検証ではノーブルノートにヒゲは出ませんでしたが、日々使っている実感としては、ページによってはヒゲが出ることもあります。
MDノートは少し裏写りするので、このへんはもう好みですかね。
せっかく万年筆を使うのであれば、万年筆を受け入れてくれるノートを使うのが一番。
相性の良い紙で、気持ちよく筆記したいですね。